Windows10でMFTゾーンの設定値を確認・変更をする方法
※mft(マスタファイルテーブル)とは ⇒ NTFSボリューム内にあるファイルインデックスのようなもの。 NTFS ボリューム上の各ファイルに対応するエントリが少なくとも 1 つずつ含まれる。
※mftゾーンとは ⇒ MFTサイズ用の予約領域。新しいファイルおよびディレクトリを作成したときなど、 MFT のサイズを増やす必要がある場合は、MFTゾーンから先に割り当てられるため、MFT の断片化が減少し、MFT のパフォーマンスが最適化される。
1、デスクトップ左下のウィンドウマーク(スタートボタン)を右クリックし、コマンドプロンプト(管理者)を選択。
2、以下のコマンドで確認可能。「fsutil behavior query MftZone」
尚、値の詳細は以下となる。「fsutil behavior query MftZone = 0」 は 1の場合と同様である。
ボリュームの全体サイズで、固定値(200M〜800M)になるか、割合(12.5%〜50.0%)になるか決まる模様。
ボリュームの断片化状態次第では、以下のサイズが取れない場合があるので注意(断片化については、diskviewツールにて確認可能)
0 : 1と同様(1〜4以外は1と同様)
1 : 200M or 12.5%
2 : 400M or 25.0%
3 : 600M or 37.5%
4 : 800M or 50.0%
3、変更する場合は以下のコマンドで可能。「fsutil behavior set MftZone 2」変更後再起動が必要。