Windowsのコマンドプロンプトによるボリュームの修復についての制御をする方法(fsutil repair)
fsutilコマンド + repairサブコマンド
説明 : ボリュームの修復についての制御
fsutil repair パラメータ
パラメータ
enumerate      ボリュームの破損ログのエントリの列挙
      
initiate       ファイルの修復の開始
      
query          ボリュームの自己復旧の状態の照会
      
set            ボリュームの自己復旧の状態の設定
      
state          ボリュームの破損状態の照会
      
wait           修復が完了するまで待機
サンプルソース
ボリュームの破損ログの照会
(入力)
fsutil repair enumerate e:
(出力)
破損レコードは見つかりませんでした。
サンプルソース
ファイルの修復を行う。ファイルIDが必要となる。
ファイルID取得 「fsutil file queryfileid e:\test.txt」
(入力)
fsutil repair initiate e: 0x00000000000000000001000000000029
(出力)
ファイル参照 0x0001000000000029 の回復が開始されました
サンプルソース
ボリュームの自己復旧の状態の照会
(入力)
fsutil repair query e:
(出力)
e: の自己復旧の状態は 0x9 です
値:     0x1 - 一般修復を有効にする。
      
0x9 - 修復を有効にし、データの損失について警告する。
      
0x10 - 修復を無効にし、最初の破損に対してバグチェックを 1 回実行する。
サンプルソース
ボリュームの自己復旧の状態の設定
(入力)
fsutil repair set e: 1
(出力)
e: の自己復旧の状態が 0x1 に変更されました
有効な値: 0 - 一般修復を無効にする。
      
1 - 一般修復を有効にする。
      
9 - 修復を有効にし、データの損失について警告する。
      
0x10 - 修復を無効にし、最初の破損に対してバグチェックを 1 回実行する。
このオプションを設定するには、BugCheckOnCorruptモードを有効にし、再起動する必要があります。
有効にする方法:  fsutil behavior set BugcheckOnCorrupt 1
サンプルソース
ボリュームの破損状態の照会
(入力)
fsutil repair state e:
(出力)
ボリューム名:       E: (\Device\HarddiskVolume3)
      
破損状態:           0x00 - クリーン
